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不適切な青春
2015年08月22日
夏の日の夕焼け空は朱色
腐って滲んだトマトみたいな朱色

僕はいつも朱色に包まれて
校庭の裏で喚いていた

満面の笑みを浮かべる太陽に
とろけた願いを込めていた

地平線上にべっとりへばりつく
淫らに熟れた君の姿が見えたから
僕は手を振って呼び止めたんだ

一緒にお喋りしたかったけれど
汚れた言葉が喉に詰まってしまったから
はにかんだままお別れしたんだ

太陽が発情している
朱色にどろどろ滴り落ちている

僕の願いを叶えるように
どろどろに熟れて滲んでいる
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夏の日
2015年08月10日
kanaami.jpg

夏はあまり好きじゃない
太陽が僕の中身を絞り出すから

蒼く澄んだ大空を見上げると
全身を焼き焦がされる気持ちになる

空き地で騒いでた少年の日
手に持ってたアイスクリンが
地面に吸い込まれていった時みたいに

何かが身体から剥がれ落ちていく

どうして僕は大人になれないんだろう
僕はもっと
真面目で素直なはずだったのに
オレンジグミ
2015年08月05日
僕が食べているグミは
君から貰ったグミ
歯応えのあまりない
オレンジ風味のグミ

君がくれたグミだから
歯応えがないのかもしれない
僕が貰ったグミだから
オレンジ風味なのかもしれない

だから君は僕にグミをくれたんだって
納得できる理由はない
だから僕は噛み締めて味わえるんだって
感激する理由もない

理由なんてものは
そう理由なんて
太陽の下でとろけて消える
ゼラチンのようなものだから

心はいつも夕暮れの放課後のよう

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